入社前健康診断の内容について
企業への入社が決まった新社員は、入社までに健康診断を受ける必要がある場合があります。
入社前健康診断とは、どんな内容の健康診断でしょうか。
今回は、入社前健康診断の内容について解説します。
▼入社前健康診断の内容
■診察・調査
医師による診察で、体調に問題がないかを確認します。
また、
・既往歴や業務歴
・自覚症状や他覚症状の有無
を調査することで、業務を行える状態が判断します。
■測定
各種測定を行います。
身長、体重、腹囲を測定することで、肥満などの生活習慣病の因子が隠れていないかをチェックできます。
■視力・聴力
視力と聴力の検査です。
視力検査を通して、白内障や緑内障などの眼病も発見できます。
■胸部レントゲン検査
レントゲン撮影によって、胸部に病変の有無を確認します。
心臓の疾患や、肺に発生している病気などを判断する検査です。
■血圧測定
心臓が体に血液を送り出す際、血管にかかる圧力を測定します。
血圧を測定することで、脳や心臓に疾患を発生する可能性を事前に察知できます。
■採血
採血した血液を検査することで、隠れた病気を発見します。
肝臓が正常に機能しているかや、血管を傷つける脂質・尿酸の量を確認できます。
■尿検査
尿内含まれる、糖やたんぱくの有無を検査します。
検査によって、糖尿病を発症していないか、腎臓が正常に働いているか確認することができます。
■心電図検査
心臓が発する微弱な電気を記録することで、心臓が問題なく動いているかを検査できます。
▼まとめ
入社前健康診断の内容について解説しました。
企業への入社が決まった社員が受ける入社前健康診断には、採血・心電図検査などの検査内容があります。
当クリニックでは、入社前の健康診断にも対応しております。
入社前の健康診断をお考えの方は、ぜひご利用ください。