健康診断を受ける頻度について
健康診断を受ける回数に目安はあるのでしょうか。
今回は、健康診断を受ける頻度について解説します。
▼健康診断を受ける頻度
健康に関する各項目を検査をすることで、病気や体調不良の原因の早期発見を目的に行うのが健康診断です。
企業に勤める労働者には、法律によって健康診断を受ける頻度が以下のように定められています。
■定期健康診断
事業者が、従業員に受けさせる義務がある健康診断が定期健康診断です。
定期健康診断は、職場における労働者の安全・健康を確保することを名目に作られた法律によって、毎年1回の頻度で受診させることが義務付けられています。
病気はほとんどの場合、初期の段階では自覚症状のないままに進行していきます。
しかし、毎年1回の健康診断を受けることで、深刻な状態になる前に問題を発見して治療を行うことが可能です。
また、定期的に身体測定などを行うことで体形の変化などにも気づくことができるので、生活習慣を改善するきっかけにもなります。
■特定業務従事者の健康診断
従業員の中でも、特定の業務に従事する方が受ける健康診断です。
深夜勤務など健康を害するリスクの高い業務や、有害物質の取扱い作業を行う従業員の受診が義務付けられています。
法律に定められた、特定業務従事者の健康診断の頻度は半年に1回です。
問題を早期に発見して、健康を害する可能性の高い従業員を守るために、定期健康診断よりも頻度が多く設定されています。
▼まとめ
健康診断を受ける頻度は、定期健康診断は毎年1回、特定業務従事者の健康診断は半年に1回です。
当クリニックでは、定期健康診断等を受けることが可能です。
健康診断を実施している病院をお探しの際は、お気軽にお問い合わせください。