心電図検査とは
心電図検査とは、どのような検査のことを指すのでしょう。
また、検査によって見つけることができる病気についても気になりますよね。
そこで今回は、心電図検査の内容について詳しく解説いたします。
▼心電図検査とは
心電図検査とは、心臓の電気的な信号を目に見えるように記録した「心電図」をもとに、心臓の状態を調べる検査のこと。
病院を受診した際や健康診断などで実施される頻度が高い検査の1つです。
■検査手順
心電図検査では、仰向けに寝た状態で「両手首」「両足首」「胸」に電極を装着します。
計6個の電極を装着した後、体の力を抜いた状態で心電図の記録を行っていくのです。
検査自体は、3分程度で終わります。
■検査によって何が分かるのか
心電図検査によって分かる病気の1つに不整脈の異常が挙げられます。
他にも、以下のような病気を発見できるケースもあるでしょう。
・心筋梗塞
・心不全
・心肥大
・心筋症
・心房細動
・虚血性心疾患
・狭心症 など
■場合によっては別の検査も必要となる
測定時の心電図が正常であっても、発作が起きていなければ波形に変化が見られないこともあります。
心電図検査だけでは症状が分かりにくいと判断された場合は、以下の検査をすすめられることもあるでしょう。
・ホルター心電図 (24時間心電図)
・心臓超音波検査
・運動負荷心電図
・冠動脈CT検査
・心臓カテーテル検査
・心筋シンチグラフィー など
▼まとめ
心電図とは、心臓の筋肉が発する微弱な電気信号を波形として記録したもの。
心電図検査では、この心電図をもとに心臓に異常がないかをチェックしていくのです。
当クリニックには、内科・皮膚科・消化器・循環器の専門医が在籍しております。
息苦しさや動機を感じることが多い方は、一度循環器科を受診してみてはいかがでしょう。